一人暮らし希望に唖然とする事態

一人暮らしするには、どうすれば…。「家出れば良くね?」貯金ゼロ。労働経験皆無。こげな状況で出れると?

「うっ、つーかそれ、まずい気が…。何故んな状況で一人暮らしを?むしろ先働け!」働けかぁ、母さんが言ってたっけ。

「え?今は?」諦めたようで、無言。お互い、口すら利かぬ関係さ。「ちょ、冷め過ぎ。うわぁ、リアルにそーゆーのあんだなぁ」

早よ、一人暮らし希望。毎度、朝昼晩、御飯が部屋の前に置かれ、食べたら、また同じ場所へ置き、下げて貰うのも気まずっ。

「自分で片づければ…」台所へ行くのが無理。「コミュニュケーション障害?」はっきり言わんでくれ、そりゃほら…な?無理だ、色々。

「全然分からん。はっきりと、口にすべきじゃ?一人暮らしは、両親や現実から逃げてーだけと」あー困った、本当に困った。

「ひょっとしてお前、台所も行かんつー事は、その…ペットボトルにするんか?」何を?「察しろ」

まったく違う、オムツ使います。で、ゴミ箱へ捨て、回収が来る感じ。「想像以上の廃人っぷり…」